来週は初めてのマラソン大会。でもいったい何を持っていけばいいんだろう?
こんな悩みに答えます。
市民ランナーさんの場合、初めてマラソン大会に出るときは何を持っていくべきか悩むものです。
この記事ではそんな初心者ランナーさんのために、マラソン大会に必要なものをお教えします。
さらに記事の後半では、「マラソン大会当日は何時間前に起きればいいか」について解説していますので、気になる方は最後まで読み進めてくださいね。
マラソン大会当日の持ち物
初心者ランナーがマラソン大会の当日に用意するものは以下のとおりです。
書き出すと多く見えますが、実際はそうでもありません。
必須
- ランニングウェア
- ランニングパンツ
- アンダーシャツ
- ランニングタイツ
- ランニングシューズ
- ランニングウォッチ(スマホアプリでも可)
- ランニングポーチ
- ゼッケン・計測チップ
あれば便利
- ランニングキャップ(日よけ・雨よけ)
- サングラス(日よけ・視界確保)
- ポンチョ(雨よけ・寒さよけ)
必須
- エナジーゼリー
- 軽食
- アミノ酸飲料
- お金(小銭入れ)
- 身分証明書
- スマホ
- 鍵(自宅が留守になる場合)
あれば便利
- 参加案内
身に着けるもの(必須)
まずは身に着けるものから解説します。
これらは必須なので必ず用意しましょう。
ウェア・シューズ・ゼッケン・計測チップ
会場で着替えてもいいですが、できるなら自宅or宿泊したホテルで着替えてから向かうほうが圧倒的に効率がいいです。
特に参加人数が1万人以上になる大きな大会だと着替える場所を探すだけで大変です。
ゼッケンと計測チップは忘れず装着しておきましょう。
忘れたら参加すらできません。
特に計測チップは正しく装着しないとタイム計測ができないので、きちんと説明を読んでから取り付けるようにしてください。
アンダーシャツとタイツは最悪なくてもいいですが、筋肉の揺れを軽減したり、物理的に寒さよけにもなるのでここでは必須にしました。
ランニングウォッチ
タイムはもちろん、ペースの確認に使います。
初心者の市民ランナーは、スタートからフィニッシュまで一定のペースを維持することが大切。
またほとんどの大会では10km以上の部門で関門が設置されているのでタイムの確認は必須です。
スマホアプリでも代用できますが、ランニングウォッチのほうが確認も早くて圧倒的に便利です。
充電式の場合はしっかりフル充電しておきましょう。
ガーミンのFore runnerシリーズはGPS・心拍計がついていて、1kmごとのラップも自動で計測できます。
初心者からプロまで、ランナー全員におすすめできます。
ランニングポーチ
エナジーゼリーや小銭、鍵、万一に備えての身分証などを入れて走ります。
10kmくらいまでのレースなら手ぶらで走れなくはないですが、ハーフマラソン以上になると初心者は栄養補給が必須になってきます。
見た目は気にせず、エナジーゼリーを入れて走りましょう。
ガサガサ揺れないポーチのほうがストレスなしで走れます。
「YURENIKUI」というポーチが最強です。
身に着けるもの(あると便利)
身に着けるもので、あると便利なのはキャップ・ポンチョ・サングラスです。
ランニングキャップ・ポンチョ
よほどの荒天じゃなければマラソン大会は開催されます。
キャップやポンチョはそんなときの雨よけに便利。
体が濡れたらうっとうしくて走れないし、顔が濡れたら前すら見えません。
サングラス
サングラスは日差しよけに便利。
着用する人も増えてきているみたいです。
見た目もかっこいいですよね。
まあ、ぶっちゃけなくても特に問題はないです。
持ち物(必須)
続いてマラソン大会当日の持ち物。
まずは必須から。
エナジーゼリー・お金(小銭入れ)・身分証明書・スマホ・鍵
これらはすべてポーチに入れて走ります。
ゼリーとスマホ(計測に使う場合)以外は手荷物として預けてもOKですが、私は全部ポーチに入れます。
貴重品の手荷物預かりは有料の場合も多いです。
スマホのカバー、特に手帳型は重くてかさばるので外しておきましょう。
またランニングウォッチの代用にスマホアプリを使う場合はフル充電です。
軽食・アミノ酸飲料
レース前後に摂取します。
食事はレース前は糖質、レース後は糖質+タンパク質が理想。
私はカロリーメイトとプロテインバー、アミノバリューを用意しています。
持ち物(あると便利)
あると便利なのは参加案内です。
参加案内
初めての場合は集合場所や当日受付の場所なんかも分からないことがあります。
メイン会場が広かったり始めていく場所ならなおさらですね。
念のため持っていきましょう。
マラソン大会の当日、起床~スタートまでのタイムスケジュール
「さて、いよいよ明日はマラソン大会の本番!」というとき、あなたは何時に起きることを想定しますか?
『スタート時間の4~5時間前には起きましょう!』なんて書いてるサイトが多いですが、早すぎます。
起きる時間はスタートから逆算する
起きる時間はスタートから逆算して起きます。
そして会場に着いたらやることはトイレだけ。
私は『やることを整理して、かかる時間を想定して、スタート時間から逆算して起きる』。
みんな仕事に行くときそうしてませんか?それと同じです。
例えば本番の条件が下記のとおりだとします。
- スタートが9時30分
- 会場まで車で行く
- 自宅から会場の駐車場まで1時間かかる
- 受付は前日に完了
この場合は次のように逆算していきます。
- スタート時間
-
9時30分
- 駐車場からスタート場所まで
-
徒歩で10分
- 軽食・水分補給
-
30分
- 自宅から会場駐車場まで
-
車で1時間
- 着替え・準備
-
30分
- 起床
-
7時20分
この条件だと7時20分でもギリギリ間に合います。
会場でトイレに並ぶ+αの余裕を持つことを考慮しても、3時間くらい前に起きればOKでしょう。
市民ランナーが変わったことする必要はありません。
ただ寝不足になるだけです。
会場に着いたらやることはトイレだけ
受付が当日の場合は会場でやることも増えますが、前日受付がある大きなマラソン大会はスタート時間までにスタート地点に並ぶだけです。
ただしトイレだけは済ませておくべき。
コース途中にある仮設トイレは緊急時だけ使うようにして、基本はスタート前に全部出す。
理由はもちろん制限時間です。
コース途中の仮設トイレは行列になります。
スタートする前に出し切っておきましょう。
受付が当日の場合
小規模な大会ほど前日受付のシステムがなくて、自宅に送られてきたナンバーカード引換券などを当日に渡してゼッケンと計測チップをもらいます。
なので当日にやることが増えるので、起きる時間も早まりますね。
逆算のやり方は受付開始の時間からやります。
たとえばこんな感じ。
- スタート時間
-
9時30分
- 受付開始
-
8時20分
- 駐車場から受付場所まで
-
徒歩で10分
- 軽食・水分補給
-
30分
- 自宅から会場駐車場まで
-
車で1時間
- 着替え・準備
-
30分
- 起床
-
6時10分
ゼッケンをつけるのはわりと時間がかかるので、受付はなるべく開始直後に行っておきたいですね。
マラソン大会の持ち物は時間に余裕を持って準備しよう
この記事ではマラソン大会の当日に用意すべきものと本番の流れについて解説しました。
チェックリストとして、おさらいです。
必須
- ランニングウェア
- ランニングパンツ
- アンダーシャツ
- ランニングタイツ
- ランニングシューズ
- ランニングウォッチ(スマホアプリでも可)
- ランニングポーチ
- ゼッケン・計測チップ
あれば便利
- ランニングキャップ(日よけ・雨よけ)
- サングラス(日よけ・視界確保)
- ポンチョ(雨よけ・寒さよけ)
必須
- エナジーゼリー
- 軽食
- アミノ酸飲料
- お金(小銭入れ)
- 身分証明書
- スマホ
- 鍵(自宅が留守になる場合)
あれば便利
- 参加案内
忘れ物をしたことに気づいたら、めちゃくちゃヤル気なくします。
参加すらできなかったら練習が水の泡。
初心者の市民ランナーはこの記事で紹介したものがあれば十分です。
前日に確認しておいて、当日は時間に余裕をもって準備してマラソン大会にのぞみましょう。