会社勤めで働いていると、イライラしてストレスが溜まり、つい人の悪口や愚痴を言ってしまいますよね。
でも正直、悪口や愚痴ばかりを出してしまう精神状態では、言ってるほうが先に病んでしまいます。
なので今すぐにでもやめるべきです。
この記事では
- 腹を立てないためにはどうすればいいのか?
- なぜ人は他人に対してそんなにも怒りを覚えてしまうのか?
- ストレスを解消するためにやるべきことは?
上記について解説します。
ちなみに私はこの記事で解説することに気付いてからはすっかりストレスから解放されました。
寝つきも良くなって、花粉の時期以外は快眠です。
結論:他人に期待しすぎないことが大切
まず結論ですが、あなたがこれ以上のストレスを溜めないためにやるべきことは『他人に期待しすぎないこと』です。
信じることも大切ですが、あまりにも期待をしすぎると『裏切られた』と感じてしまいメンタルがやられます。
思うようにいかないことが普通なんだと理解し、
- 「あの人はこんなもんだから」
- 「たいした人じゃないから放っておこう」
こんなふうに心の余裕を持っておきましょう。
分かり合えない人とはどう頑張っても分かり合えないので、そういう人とはできる限り距離をおくこと。
必要以上に関わらないこと。
そして気が合う人、好きな人とたくさん接するようにすればストレスも減り、あなたの幸福度はグッと上がりますよ。
まわりの人に対して腹が立つ原因
あなたが周囲の人に対してイライラしたり怒ったりしてしまう原因は『その人に期待しているから』。
だいたいこれです。
会社だけではありません。
奥さんや旦那さん、友だち。
相手に期待しているからこそ腹が立つんです。
期待したとおりにしてくれないから腹が立つ
「期待している相手に対して怒るわけないだろう」とか、「嫌いなのに期待なんかしてない」と思うかもしれません。
でも、心のどこかで「こういう風にしてほしい」「こう動いてほしい」などと考えていませんか?
なんならすでに直接注意したりしているんじゃないでしょうか。
たとえば、
- 仕事なんだから差別せず平等に評価してほしい
- 買い物から帰ったら旦那が部屋の片付けもせずゴロゴロしていた
そんな経験ないですか?
文句を言っても全然してくれない、思ったように行動を変えてくれないからイライラするんです。
自分の思い通りに行動してくれるはずがない
ハッキリ言って、人があなたの思うように行動してくれるはずがありません。
家族ですらない他人ならなおさらです。
考えてみてください。
そこそこ仲がいいお隣さんでも、あなたが一家そろってダウンしたからといって食べるものを毎日買ってきてくれますか?
たとえお金を払っても、なかなかしてくれないと思います。
まずはそこを理解しましょう。
人の性格は変わらない
あなたが悪口を言っている相手もすでに大人です。
何十年もその性格で生きてきていますから、いまさら変わるわけがありません。
「前はあんな人じゃなかったし…」と更生を期待しても、それはその人の本性が見えていなかっただけでしょう。
嫌がらせする人も、ぶりっ子する人も、ゴマすりする人も、誰かが困っていたらすぐ助ける人格者も、みんな人生を終えるまでその性格は変わりませんよ。
悪口や愚痴を言うことで起こるデメリット
相手が自分の思った通りには動いてくれないことは分かっていただけたかと思います。
でもあなたの行動はあなた自身の意志で変えることができます。
何を変えるかというと、『愚痴や悪口、文句を言わないようにする』です。
もはやデメリットしかありません。
- 自分の心が病む
- 周りの人もネガティブになる
- 悪口が返ってくる
自分の心が病む
『病は気から』という言葉を聞いたことがあると思います。
たとえば「あ、なんだか頭がいたくなりそうかも。」と思ったら本当に痛くなってきたりします。
つまり「心が病むと体がおかしくなるよ」というやつですが、あなたが発するネガティブな言葉が、あなた自身の心を病ませる原因のひとつになることもあります。
「なんであの人は仕事できないのに評価されているんだ」「僕よりあいつのほうが高給なのは理解できない」などと不平不満を言いたくなる。
そんな気持ちも分かりますが、心の平穏を保つためにできるだけ口には出さないようにしましょう。
周りの人もネガティブになる
不平不満や愚痴、悪口などのネガティブ発言は、あなたのまわりにいる人の心にも影響を与えます。
伝染病のレベルです。
「あなたの悪口を聞いた人も同じ気持ちなのか分からない」という理由ではありません。
ネガティブな言葉そのものがいけないんです。
あなたも経験があると思いますが、マイナスな言葉が脳に刷り込まれていくのってシンドイですよ。
その場の空気を読んでうなずくしかできないし、ほんとにメンタルやられます。
まわりの人を守るためにも、ネガティブ発言ばかりするのはやめるべきです。
悪口が返ってくる
まわりの人をもネガティブにしていく人は良い印象を持ってもらえません。
前述のとおり、一緒にいて疲れるしメンタルがやられるからです。
もしかしたら、あなたも陰で悪く言われてるかもしれませんよ。
あなたが言ってるのと同じように。
そんなの嫌じゃないですか。
自分の悪口言われてるのを他の誰かから聞いて、悲しくなって、また悪口を言い返すという負のループを作ります?
それならポジティブになって、まわりも笑顔にする人間になりましょう。
愚痴や文句、悪口を言っても幸せが逃げるだけですよ
イライラやストレスを解消するためにやるべきこと
では、すでにあなたの中に溜まっているストレスはどうすればいいのか?
もちろんカラオケとか旅行とか、好きなことをやって発散すればいいんですが、それにプラスして『生活習慣を整える』のがおすすめです。
7時間以上の睡眠
体調が悪いときって、ちょっとしたことでもイラっとしてしまいませんか?
だからとりあえず寝ましょう。
睡眠不足にならないように7時間以上の睡眠をとって、心身を整える。
気分良く一日をスタートして、好きな人と話をして、ストレスよりも幸せを貯めていきましょう。
20分以上の軽い有酸素運動
仕事から帰ったら有酸素運動です。
疲れてるかもしれないですが、ゆっくりとした有酸素運動って逆に疲れ取れますよ。
20~30分のウォーキングや軽いジョギングで軽く汗をかいたら、心も体も疲れがリセットされます。
あくまで私の経験上なので理由はよく分からないですが、知りたい方は下記の記事を読んでみてください。
これはガチなので、騙されたと思って一週間だけでも試してみてくださいね。
くれぐれも心拍数が上がりすぎないようにだけ注意です。
それこそ疲れてしまいますので。
運動を習慣化することはストレス軽減だけでなく、健康寿命の延長にもつながるのでめちゃくちゃおすすめです。
小さなことに感謝する
あやしい宗教に入っているわけではありません。
でもね、愚痴や文句や悪口ばかり言ってる人に、何かいいことが起こると思いますか?
神様仏様も、元は人間です。
私たちと同じように、悪口ばかり言ってる人には近づきたくないでしょう。
だって疲れるから。
どちらかといえば、毎日小さなことにも感謝している人を助けてあげたいと思ってるはず。
だから朝起きたら、まずは休まず働く自分の体に感謝して、神棚に一礼してから一日を始めてみてください。
というわけで、そういうことを書いてる本を置いておきますね。
「なるほどな」と思った方はチェックしてみてください。
他人の行動を操ることはできない。気にしない、気にしない
繰り返しになりますが、他人をあなたの期待通りに動かすことはできないし、他人の考えを変えることもできません。
愚痴や文句、悪口を言うのは時間とメンタルの無駄遣いです。
確実にメンタルやられます。
気にいらない人とは関わらなければいい。
関心を持たなければいいんです。
幸せになるには、他人に期待せず、好きな人と話して、楽しいことを考えて、早く帰って軽く運動する。
そしてたくさん寝て、また新たな一日を迎えられることに感謝して頑張ること。
それだけ。
このページを閉じたらもう悪口を言うのはやめて「ありがとう」を増やしていきましょう。