『GT2000シリーズはサブ4ランナー向け』って言われてるけど本当かな?履いてる人も多いし自分も欲しいけど初心者には合わない?
市民ランナーに大人気のランニングシューズ『GT2000』。
ゆるい感じでいつもジョギングしている私もひそかに憧れていて、思い切って2018年末に発売された『GT2000 7』の新色を購入しました。
そして先日10kmを試走してみたので、この記事ではその感想と結果をレビューします。
GT2000シリーズの購入で迷っている方は参考にしてみてくださいね。
アシックスのランニングシューズ「GT2000 7」とは
アシックスの『GT2000』というシリーズは、多くの市民ランナーをフルマラソン完走に導いてきたシューズとして有名で、専門家からの評価も高いランニングシューズです。
実際に走ってみて、この『GT2000』はフルマラソン4~5時間を目指すランナーにちょうどいいシューズだと感じました。
いつも1キロ6分以上でちんたら走っている私も、なにも意識せずとも5分50秒で走れました。
次の章ではその詳細をお見せします。
素人がアシックス「GT2000 7」を履いて10km走った結果
ランニング素人がアシックスのランニングシューズ「GT2000 7」を履いて10km走った結果は約59分でした。
正確には10.14kmだったので、1kmあたりの平均5分51秒で10km換算すると
となりました。
このペースでフルマラソンを走れば、
サブ4に少し届かないくらいです。
ただこれは同じペースで走り続けられたらの話なので、フルマラソンを止まらず走る体力がない場合は無理ですね。
GT2000 7を履いて10km走った詳細
実際の10km通過タイムは58分26秒でした。
下の画像の緑色で囲んだところです。
「GT2000 7」を履いてのランニング振り返り
コースは自宅から自宅までグルリと1周約5kmの道のりを2周しました。
上の画像の青色で囲んだデータは1kmごとのタイムです。
スタートして最初の1kmでいきなり5分43秒を記録。
いつもスタートは6分かかるので「すごい!」と感動を覚えました。
しかし、ただのオーバーペースだったようです。
心拍数も上がり、1.5kmぐらいで交通量が多い国道に出てペースダウン。
それでも1km6分で走れているのがGT2000のすごいところ。
3kmぐらいから交通量の少ない道に入り、少しペースを上げます。
途中、集団の観光客に道をふさがれたり、自転車の兄ちゃんが風に飛ばされた帽子を拾ってあげたりしながら1週目を終えます。
給水を用意していなかったのでそのまま2周目に突入したのですが、これがいけなかったようです。
もう一度1kmラップを見てみます。
4km~5kmは5分31秒でしたが、一気に5分50秒です。
ひざに違和感も出てきて、そこから二度と5分30秒台を出すことはできずに終了。
よっぽど歩こうかと迷いましたが、それだけは我慢しました。
下の画像は各心拍ゾーンの時間です。全体の76%がZ4以上とかなりきつい状態が続いていました。
心拍ゾーンについて
心拍ゾーンとは、心拍数を5段階に分類したもので、運動の強度を確かめることができます。
5つのゾーンは最大心拍数から算出されます。(下の表を参照。)
個人の最大心拍数は測定することも可能ですが、かなり負荷がかかって危険なこともあるので、一般的には『220-年齢』でおおよその最大心拍数を算出します。
ゾーン | 最大心拍数 に対する割合 | 状態 |
---|---|---|
Z1 | 50~60% | リラックスした状態で息は切れない。 |
Z2 | 60~70% | 快適なランニング。 会話は少しきつい。 |
Z3 | 70~80% | ややきついランニング。 会話は難しい。 |
Z4 | 80~90% | かなりきついランニング。 会話はできない。 |
Z5 | 90~100% | ほぼ全力の強度。 呼吸は相当きつい。 |
アシックス「GT2000 7」は素人ランナーにはやや荷が重い
どうやら『GT2000』シリーズは、素人のゆるゆるランナーで筋力のない私にはクッション性が少し足りなかったようです。
素人の私にはちょっと荷が重かったですね。
しかし、ひざが痛みだして心拍がきつい状態でも1kmあたり5分台のペースで10km走りきれたのは驚きでした。
反発性を備えたすばらしいシューズです。
クッション性も中級者には十分でしょう。
1キロあたり5分30秒前後で走れるランナーさんならサブ4を達成できるシューズだと思います。
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