
コーラが大好きなんだけど砂糖まみれだから飲まないほうがいいって言われた。ヤバイかな?
炭酸ジュースっておいしいですよね。ポテチとコーラのコンボが最強で、私も一時ハマってました。
でも「コーラは砂糖の塊だ。飲んだら身体に悪い。」というのをよく聞くようになり、気にするようになりました。やっぱり飲まないほうがいいんでしょうか。
- 一日の糖分摂取基準量
- 糖分を摂りすぎるとかかりやすい病気
- 糖分が多い飲料
一日の糖分の推奨摂取量と病気のリスクを解説


まずは「なぜ砂糖の摂りすぎが駄目なのか」。一日の推奨摂取量と病気のリスクについて解説します。
世界保健機関(WHO)が発表している指針が下記です。


記事タイトルの通りで、一日の糖分推奨摂取量はたった小さじ6杯まで。だいたい24~25gです。
コーラ500mlで二日分以上の砂糖を食べてしまう計算です。(コーラの砂糖量については後述)
これは不健康と言わざるを得ません。
糖分を摂りすぎるとどんな病気のリスクがある?
では糖分を摂りすぎると身体にどんな悪影響があるでしょうか。
- 内臓脂肪が増える
- 糖尿病
- 心臓病
このへんのリスクが高いです。
内臓脂肪が増える
この時点では病気とは言えないかもしれませんが、糖は肝臓に脂肪をつけやすくなります。内臓脂肪から重い病気が発症することは十分ありえますよね。
目に見えない内臓脂肪は怖いです。
糖尿病
生活習慣病のひとつ「糖尿病」。糖質の摂りすぎで肥満になり、インスリンが働かなくなり起こる病気です。
糖尿病の治療はカロリーの制限をしたり、嫌でも運動しないといけなかったりとキツイので気をつけましょう。
心臓病
糖尿病にかかったらいろいろな合併症が引き起こされてしまいます。
動脈硬化を進行させる原因になって心筋梗塞や狭心症になるリスクも高まります。
代表的な糖分が多いジュース


じゃあ、どんな飲み物が糖分が多くて危険なのか。
たくさんの糖分が含まれている代表的な飲み物を紹介します。
- コカ・コーラ
- いろはす みかん
- Qoo りんご
これらの飲み物に含まれている糖分の量は下の表の通りです。
商品 | 糖分の量 | 角砂糖換算(1個3g) |
---|---|---|
コカ・コーラ 500ml | 56.5g | 19個 |
いろはす みかん 555ml | 24g | 8個 |
Qoo りんご 500ml | 18g | 6個 |
こんなにたくさんの糖分が入れられています。
では上記のジュースたちを少し深掘りしてみます。
コカ・コーラ 500ml
みんな大好きなコカ・コーラ。
500mlペットボトルの中に56.5gの糖分が入ってます。角砂糖で約19個。
原材料を見てみると、一番目に「糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)」と書かれていて、そのあとは炭酸や色素など。
つまりコカ・コーラはほぼ水と砂糖だけでできてるってことですね。
原材料のところに表示されている順番には意味があって、使った重さの多い順番に書かれています。
厚生労働省のページにも記載されています。
いろはす みかん 555ml
フレーバーウォーターも糖分が多いです。
いろはすみかんには24g、角砂糖8個分。いろはすシリーズのそのほかのフレーバーも同じくらい含まれています。
Qoo りんご 500ml
果汁飲料のQoo。それでも18gの糖分が入ってます。
しかし原材料の一番目は果汁なので、まだマシに思えるのが不思議ですね。
ジュースをどうしても飲みたいとき





ジュースには糖分がたくさん入ってて病気になるリスクがあるのはわかった。でも今日はどうしても飲みたい!
確かに甘い飲み物がほしいときや、炭酸でスカッとしたいときってありますよね。
そんなときは少しだけ我慢して、500mlのペットボトルを300mlや250mlのペットボトルにしてみましょう。
少しくらいは大丈夫。量を減らすだけでもリスクは大きく減りますよ。


まとめ:ジュースが悪ではなく、無知なことが悪


さんざんジュースを悪く書いてきましたが私の結論は、
我慢ばかりしていたらストレスが溜まってそれこそ心の病気に一直線です。
量を減らして運動したら±0。リスクを理解したうえで飲めば問題なしでしょう。
ジュースは悪じゃない、無知なことが悪。