かなろぐ。

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レジ袋を有料化する意味って何?毎日買い物に行けない人の負担が増えるだけ。

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(この記事の所要時間は約5分です。)

 

「レジ袋有料化って痛い出費だなあ。でも増税したばっかりなのに、なんでまた・・」

「そんなことして意味あるの?誰得?」

 

こんな疑問を持っている方は多いと思います。

 

先日私はTwitterでこんなことを書きました。

 

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国が進めるレジ袋の有料義務化。

 

2020年7月1日から、すべての小売店に対してプラスチック製レジ袋の有料化を義務付ける方針を発表しました。

プラスチック製レジ袋 来年7月から有料義務化の方針 課題も | NHKニュース

 

消費増税に続いて、また耳が痛い話です。

 

レジ袋はゴミ箱の袋にしたり、弁当の空き容器を捨てるために使ったりと、わりと使い道はあるような気もします。

 

それなのになぜレジ袋を有料化しようという話になったんでしょうか?

 

 

レジ袋有料化で誰が得するの?

正直、レジ袋を有料にしても得する人ってほぼいないですよね。

 

使用枚数を考慮すると税収は結構大きいけど、袋がどうしても必要な人は毎回買うと思うので、基本的には消費者の負担が増えるだけの政策です。

 

強いて言えば、国(政府)以外で得するのは、適当にゴミを捨てていかれるコンビニや高速道路SA・PAの清掃をしてくれている人でしょうか。

 

レジ袋有料化は環境保全が目的

みなさんもご存知だと思いますが、『レジ袋の使用を減らそう』という動きは今に始まったことではありませんよね。

 

レジ袋削減運動が始まってから、おそらく10年は経っていると思います(ググっても正確な時期がわかりませんでした)。

 

なぜそんな運動が始まったのか。

 

その理由は、

  1. 原油の消費量を減らす
  2. 海の汚染を減らす
  3. 海外諸国に追従し、悪いイメージを払拭

この3つが主な理由でしょう。

 

1.原油の消費量を減らす

レジ袋を1枚生産してから処分するまでに、約13.8mlの原油を使用します。

 

日本ではスーパーなどの大型レジ袋だけでも1年間に約305億枚のレジ袋が使用されているというデータがあり、国民が1億人いるとして1人あたり約305枚使用していることになります。

 

原油量に換算すると、13.8ml×305億=約42万キロリットル。

1人あたり4200ミリリットルを使用している計算になります。

 

これを削減しようというわけですね。

 

2.海の汚染を減らす

レジ袋は非常に軽く飛散しやすいので環境に悪影響を及ぼしています。

 

また、丈夫で自然に戻ることがないので海を長く漂い、海洋生物が食べて死んだり、魚を経由して人の口に入ることなどの懸念があります。

 

この海洋ごみ削減がレジ袋有料化のもっとも大きな理由とされていますが・・・。

 

3.海外諸国に追従し、悪いイメージを払拭

レジ袋を有料化する真の狙いはこれだと思います。

 

2で述べた海洋ごみは世界的に問題となっていて、欧州や東南アジアなどの国ではすでにレジ袋が有料・廃止になっています。

 

日本はプラスチックごみの対策で遅れをとっているので、有料化を急速に進めているんじゃないでしょうか。

 

 「プラごみ対策やってますよ~」って外国に見栄を張り、『日本はプラごみ対策に消極的』という悪いイメージを払拭するために、一人あたりたった4リットルの原油を節約させようというわけです。

 

製造メーカーへの配慮は?

有料化するにあたって懸念されていることが、『メーカーへの配慮』です。

 

そもそもレジ袋の需要を減らすことが目的なので、生産数そのものも減ると思われます。

 

こうなるとメーカー側の経営が苦しくなることは目に見えていますよね。

廃業危機に直面する企業も出てくるかもしれません。

 

田舎の小売店が軽減税率とキャッシュレス還元の政策に対応できず店を閉めた例もあるので、なにかしらの対策は必要だと思います。

 

有料化しても買う人は買う(買わざるをえない)

『レジ袋有料義務化』といっても、販売価格は小売店にゆだねるということなので、おそらく小サイズで3~5円程度、大サイズで5~8円程度になると思います。

 

これ以上高くすると、袋の価格が安いところにお客さんが逃げてしまうおそれがあります。

 

今、『袋の価格が安いところにお客さんが逃げてしまう』と書きました。

有料になっても、袋が必要な人は必要なので、買います。

 

もう一度Twitterを貼ります。

 

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このツイートに書いたように、朝から晩まで働いて週一でまとめ買いする人や、1回買い物に出るだけでも一苦労なほど田舎に住んでいる人は複数枚の袋が必須。

 

週一の買い物で5円の袋を3枚買うと仮定したら年間で、

5円×3枚×52週=780円の負担増。

 

しれてるようで結構痛いですよね。

 

まとめ

2020年7月からのレジ袋有料化。

東京オリンピック開幕前になんとか間に合わせた格好です。

 

オリンピック期間中のゴミ削減につながるのか、はたまた、ちょい買いが減って経済効果が少なくなるだけなのか。

 

そして、狙い通りにプラごみを削減して、世界的な評価も得られるのか。

 

その答えが出るのは、数年先です・・・